豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」は、
2024年6月9日(日)に、大田区の日本工学院アリーナで開催された「NHK 学生ロボコン2024
~ABU アジア・太平洋ロボコン代表選考会~」に出場し、決勝で強敵・東京大学Robo Techを制し、優勝しました。
豊橋技術科学大学は、2022年及び2023年でも優勝しており、今大会の優勝で3連覇達成となりました。
過去に3連覇を達成した高専・大学はなく、大会初の快挙となります。
競技は、ベトナムの伝統的な農業方法として知られる”棚田”からインスピレーションを得られたフィールドで、2台のロボット(うち1台は自動ロボット)が、苗を植えて稲を収穫するまでを模した課題を行います。収穫した籾を5つのサイロに保管してしていき、最終的に一定の条件(写真参照)を満たした状態にすると「ムアバン」となり、その時点で勝利が確定します。
試合経過
予選リーグ
- 予選第1試合 VS 豊田工業専門学校
豊橋技術科学大学が、豊田高専に1分19秒でMua Vangを達成して勝利しました。
- 予選第2試合 VS 信州大学
豊橋技術科学大学が信州大学に、1分38秒でMua Vangを達成して勝利しました。
準々決勝 VS 早稲田大学
準々決勝は、ワイルドカードで勝ち上がってきた早稲田大学との対戦となりました。
豊橋技術科学大学は早稲田大学に、1分10秒でMua Vangを達成して勝利しました。
準決勝 VS 新潟大学
準々決勝で、京都工芸繊維大学に勝利した新潟大学との対戦となりました。
豊橋技術科学大学は新潟大学に、2分15秒でMua Vangして勝利しました。
この試合では、前3試合では行わなかったリトライを両機体でしましたが、無事勝利することができました。
決勝 VS 東京大学
決勝では、東京大学Robo Techとの対戦になりました。
東京大学のR2は、大会最速の足回りを有しており、籾(ボール)をサイロ(円柱のかご)に入れるスピードは開始から10秒以内ととても速いです。
試合は、開始と同時に両チームスタートし、はじめは東京大学がリードする展開となりましたが、開始から30秒ほど経過したとき、東京大学がR2のリトライをし、東京大学のR2が戻ってくるまでの約1分の間に豊橋技術科学大学がボールを8個入れ、東京大学に得点で上回り、そのまま勝利となりました。