毎月第4月曜日に、やしの実FMで放送される「出張!とよはし☆ロボコンズ 」の14回目の放送が終わりました。
今回はとよはし☆ロボコンズ応援団長のケンジブリッチさんと団員のニーゴさん、豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」代表・みやした、渉外担当・つじい、そして今回初出演の機械班長・いしはらが出演しました。
このブログでは、ラジオ内の発言を抜粋・一部削除・修正してお伝えします。また、敬称略させていただきます。あらかじめご了承ください。
ロボコンズ活動報告
毎月第4月曜日は豊橋技術科学大学のロボコン部を応援してもらうこのコーナー。今年最初の放送は機械班長・いしはらが初出演。製作陣目線のロボコンの魅力や戦略などを交えながら今回も放送していきました。
まずはじめに、恒例の前回からの活動報告。年末年始はロボコンメンバーも帰省していたが、その間に各々どんなことがあったのだろうか?。
みやした:青森に帰って友達とお鍋をしていましたね。
つじい:僕は福岡県北九州出身で、3日に商店街で遊んだんですけど、そのとき火事が起きてて規制線が張られている二店舗前に丁度入ってたんですけど出ていけって言われちゃって。
いしはら:僕は出身は鹿児島ですけど正月の頃は帰れなくて代わりに名古屋の方の親戚の家に帰りましたね。
普通に過ごしたり、地元に帰れなかったり、色々あったみたいだけど何事もなく無事に帰ってることにケンジブリッチさんも安堵してる様子。
各々リフレッシュし、大学生活も再開し始めたが今は何をしているのだろうか?。
みやした:今は来月の一次ビデオ審査という大会に出場するロボットのアイディアだったり、こういうロボットを作っていますってNHKに審査してもらうビデオ審査があるんでそれに向けて全員で頑張ってロボットを作っています。
ケンジブリッチ:一番頑張ってる状況だね。1個目の壁ということで、ここが通らなければアウトだよね。
冬休みも終え、大会までいよいよ残り4か月ほど。一次ビデオ審査に向け、今が正念場とばかりにロボコンメンバーは活動しております。
機械班としての目線
話題も変わり、次は今回初出演してくれた機械班長・いしはらからロボコンの魅力や戦略などを語っていった。機械班としての目線でどんな話がでてくるのだろうか?。
まずはじめに今の状況についてケンジブリッチさんが質問された。
いしはら:今の気持ちとしては、一番最初に見た競技の目線と、今見えてきた目線が変わってきたというか、結構今年のルール複雑なんですよ。その中でどうやったら上手く課題を熟せていけるか、とかどうやったら勝てるのかの目線がだんだん煮詰まってきたって感じですね。
今回ABUロボコン開催国ベトナムモチーフのルール「The significance of efficient cultivation to bring a warm and prosperous life for everyone」。稲や籾に目立てたボールを収穫、そして特定エリアに輸送し、得点を競い合うという複雑なルールにとよはし☆ロボコンズでも戦略を一転二転と変化させてきた。その中で煮詰まってきた考えのもと、機械班長・いしはらはロボットの機構を設計している。
次に大学前からロボコンはやっていたの?、と質問された。
いしはら:元々鹿児島の方の高専ときで5年間ロボコンに出場させてもらってますね。
1年生から製作に携わり、大会にも出場し続けていることにニーゴさんは驚愕。経験・知識が豊富な機械班長・いしはらに次は何故豊橋技科大に入ったの?、と質問された。
いしはら:やっぱり先輩方のカッコいい姿とかロボットを見て影響を受けて、やってる身からしたら本当にカッコいいなって思って、自分もこういうのやってみたい気持ちが出てきてもう豊橋に行くしかないって高専時代は過ごしていました。
偉大な先輩たちの活躍などを見て、豊橋での活躍を夢見ていた。そして、今は憧れの豊橋で機械班長として、鹿児島での経験や今の仲間たちの知識などを交えながら、ロボットの製作に取り組んでいる。そんな機械班長・いしはらに対しロボコンの魅力とは何か?、と質問された。
いしはら:元々ロボコンのきっかけとして、僕動くものを見るのが好きで何で人が触ってないのにロボットが動くのかを凄い見てて驚きがあって、こういうものを作ったら楽しいだろうなって理由でロボコンを始めたのでそういったところに魅力があるんじゃないですかね。
機械班長・いしはらが語る魅力に対しケンブリッジさんは「ロマンがあるってことですね」とまとめた。ロボコンに対して様々な魅力を感じ、優勝などの目標を持った色んなスペシャリストが集まったとよはし☆ロボコンズ。「色んな知恵を交えてそれを一つにまとめ上げる。そんな重役を背負っているのがみやしたくんってことだよね。」、とケンジブリッチさんが最後に代表・みやしたへ期待とプレッシャーをかけながら、ロボコンの魅力を語りきったのであった。
青少年のための科学の祭典
機械班長・いしはらのロボコンへの魅力も語り終え、次の話題へと移った。今放送の前日、前々日にとよはし☆ロボコンズで何かイベントを行っていたらしく、そのことについてケンブリッジさんが質問した。
つじい:1月20日、21日にこども未来館ここにこで青少年のための科学の祭典というイベントでロボットの操縦体験などをやってたんですけど、やっぱりなんか世界一になったロボットを操縦とか実演したんですけど、色んな人から凄いなって言われますね。
イベントに行けなかったことにケンジブリッチさんが後悔しながらも、当日の様子にさらに語られていく。
つじい:イベント当日は僕らのブース以外にも色々あったんで、色々巡ってロボコンの方にやってきてくれたんですけど、本当に凄い子とか3回くらい操縦体験とか実演の方に来てくれたりで、凄く嬉しですね。
当日はかなり反響があり、ケンジブリッチさんも当日の様子の写真を見て大勢の人だかりが出来ていることにとても驚いていた。
子供だけでも1日100人ほど人数も集まり、このイベントを機に未来のロボコンプレイヤーが現れるといいねとケンジブリッチさんが期待を添えた。
お知らせ
番組も中盤も終え、ここでとよはし☆ロボコンズから少しお知らせ。
みやした:イベント関係で言うと一旦一区切りがついたなって感じで、個人サポーターの方で企業だけでなく一般の方々から支援も募っていることをここでもう一度お知らせしておきます。
ケンジブリッチ:ロボットの製作ですから、お金もかかりますから皆さんも是非とも応援よろしくお願いします。目標はいくらくらい行きます?。
みやした:目標は100万円。
ケンジブリッチ:100万円ということでね、ケンジブリッチも言葉だけじゃダメなんでしっかりと応援をして、入れさせて頂いております。
詳しくはこちらのリンクから。皆様のご支援よろしくお願いします。
エンディング
いよいよ番組も終わりに近づきここでケンジブリッチさんが言い忘れてた感想を思い出した。
先日、ラジオポスターの撮影の関係でとよはし☆ロボコンズの部室に訪れたケンジブリッチさん。そこで技科大生の思わぬ姿を確認してしまった。
ケンジブリッチ:この前、見に行って初めて知った感覚があるんだけど、ロボットとかちょっとくらい雑に扱ってもいいってことが個人的にギャップを感じた。
そのことに対し、「基本そうです」とつじいが即答し、ニーゴさんも驚愕。何で雑なのか、お二方はとても気になっていた。
みやした:何で雑なのかっていうと、多少雑にしても壊れないから大丈夫というか、それで壊れるようなロボットは使い物にならないっていう価値観ですね。
意外な一面に「日々の雑さがあの強さを保証している」とニーゴさんは感想を述べた。勝てるロボットを作るにはただ性能やアイディアだけでなく、耐久性なども重要だということを改めて理解したところで、番組は終了となった。
無事に新年を迎えられたとよはし☆ロボコンズ。一次ビデオ審査も近く、いよいよ大会も迫ってきたと感じるこの時期。私たちも大会に向け去年よりさらに活動していき、その間もロボコンの魅力やお知らせなどをラジオでお届けしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
提供:株式会社 ワイエムジー(出張!とよはし☆ロボコンズ)