さきほど、ABUロボコン2024のテレビ放送が無事終了いたしました。
ご覧いただいた皆様、誠にありがとうございます。
また、改めまして、豊橋技術科学大学ロボコン同好会2024世代への多大なご支援と応援に心より感謝申し上げます。
2024年シーズン(2022年4月~2023年8月)は、現4年生18名、現3年生3名で活動を行ってまいりました。
4年生はシーズン開始時には3年生で、2023年4月に高専から豊橋技術科学大学に編入し、2023年9月の東海地区交流ロボコンを経験した後、1度きりの出場機会である学生ロボコン、ABUロボコンに向けて活動を進めてきました。
3年生はシーズン開始時には2年生で、2023年4月に入学した現4年生と合流し、東海地区交流ロボコン、学生ロボコン、ABUロボコンに4年生と共に参加しました。
2024年のシーズンをもって、4年生は引退となり、3年生は2025年の学生ロボコン・ABUロボコンに向けて、引き続き活動に取り組む予定です。
最後に、2024世代を代表して、代表 宮下から応援やご支援をくださった皆様へ向けたメッセージをお届けいたします。
代表
宮下功誠
ロボコン同好会代表を務めていた宮下功誠です。
試合ではチームリーダーと、R1のサブ操縦をしていました。
2024年の私たちの活動を支え、応援してくださった全ての皆様に心からお礼申し上げます。NHK総合のABUロボコン放送を終えて、改めてご報告いたします。
2024年のとよはし☆ロボコンズは、NHK学生ロボコンで優勝し、大会史上初の3連覇を達成することができました。しかし、日本初の2連覇を目指して臨んだABUロボコンでは準決勝で敗退し、ベスト4となりました。ABUロボコンの準決勝では、自分たちのミスが原因で負けてしまい、目指していた世界一の称号には手が届きませんでしたが、日本代表として大会を戦い抜くことができたと感じています。
大会を通じてR1、R2両機体を最高の状態に仕上げ、トラブルにも瞬時に対応したメンバーには感謝しています。最強のメンバーでした。誰一人欠けてもこの過酷な大会を戦い抜くことはできなかったと思います。学生ロボコンも過酷でしたが、ABUロボコンはさらに過酷で、各自の全力を出さないと勝てない、まさに総力戦でした。
今年のABUロボコンは、昨年と比べてさらに各チームの技術力やロボットの完成度が高くなったと感じました。それは試合だけではなく、木箱からロボットを取り出し、試走可能な状態まで持っていく早さや、勝利のためになりふり構わない姿勢からも伝わってきました。しかし、その点に関しては自分たちも負けていませんでしたし、環境が違う異国でのロボコンとは思えない位に、いつも通りにロボコンができたと思います。だからこそ、今回の敗退は自分たちの力不足が原因であると認めなければなりません。この敗退を単なる一敗にするのではなく、これから先の勝利に繋がる物とするために、伝え、受け継いでいきます。
最後に、とよはし☆ロボコンズは、本当に多くの方々から応援されています。日本のロボコンチームの中で、ここまで多くの人から応援されているチームはないでしょう。だからこそ、ABUロボコンで優勝して、その無償の愛に応えたいと強く想い続けてきました。今年応えることができなかったその愛に、来年の大会で後輩が代わりに応えてくれることを信じています。
私たちはこれからも、多くの人に愛されるように、その愛に応えられるように、とよはし☆ロボコンズは来年の大会に全力で挑みます。
今後とも、とよはし☆ロボコンズへの応援をよろしくお願いいたします。
豊橋技術科学大学 ロボコン同好会
ABU2024世代 代表 宮下功誠